玄米食べたら膵臓が悪くなった体験談
玄米食を食べ始めて6ヶ月で下痢と体重が減り全身が痒くなり、膵臓を悪くしてしまった体験談。
超簡単に慢性膵炎とは
先ずは慢性膵炎とはなんなのか。
簡単に言うと、膵臓が徐々に悪くなって膵液(食べ物を消化する液)の出が悪くなり食べ物の消化がされにくくなることです。
主な症状としては下痢や体重減少で私はどちらもありました。
慢性膵炎になった原因は玄米食
玄米食は膵臓に負担がかかった。
最近よくSNSとかでも痩せる、昔の人は玄米を沢山食べていたなどの投稿をみませんか?
私もその一人で健康になる為には、玄米を食べると良いのだと考えるようになっていました。
実際にどのように食べていたかというと、始めは9分づき米(数字が大きいほど白米に近くなる)、そして徐々に玄米に近づけて食べていました。
9分づき米はほとんど白米に近いため、白米と同じ様に炊いていました。
玄米のままで食べる際には、発芽玄米(水の中に2、3日浸水させて発芽されせた玄米のこと)にして炊飯して食べていました。
思い返すと玄米食を食べ始めて2週間後に陰部に痒みが出始めていました。
開始2週間、顔や陰部が痒くなり始める
玄米を食べ始めて2週間が経ち、体の変化としては顔や陰部が痒くなり始めました。
でも少し痒い程度で、気にも留めませんでした。
しかし6ヶ月後には夜も眠れないほどの陰部の痒みと顔の痒みになっていました。
なぜ痒くなるのかその理由
膵臓の機能が低下すると、インスリンという消化酵素が出にくくなります。
インスリンの役割は食べた糖を分解する力があります。
この機能が弱くなることで食べた糖は分解されずに、血液内を流れることになります。
玄米や白米は糖を多く含みます。
また玄米は糠(白米は糠を取ったもの)を含み消化されづらい特徴を持ちます。
インスリンでうまく消化されなかった糖は毛細血管の集まる場所、皮膚が薄い部分、陰部や顔などに集まり痒みがでるといった仕組みのようです。
時々下痢をするようになってきたらヤバい
下痢をするということは、膵臓の機能が低下しているサイン
もう糖に対してインスリンをそんなに出せないよと膵臓が出しているサインです。
私も玄米を食べ始めて6ヶ月後には腹痛と下痢をするようになっていました。
そしてこの頃には膵臓だけでなく、肝臓や胆嚢にも負担がかかり、胆石などが転がることもありました。
病院にも行ったけど原因不明
勿論、これらの症状が出た時に婦人科や消化器内科などにかかりましたが、異常は見つけてもらえませんでした。
血液データでも膵臓の機能は低いが正常値範囲内、肝臓や胆嚢の数値も正常範囲内でした。
しかしよく見ると正常範囲内でも低い方にありました。
最近なぜか顔がかゆい、陰部がかゆい、何だかお腹が緩い、病院に行っても原因がわからない方へ。
もし玄米を食べているようでしたら、一度中断してください。
また血管に溜まった糖が抜けるのには2週間以上はかかります。
まとめ
玄米を食べ始めて2週間、それ以前は元気いっぱいで病気知らずの私でしたが、食べ方食べ物1つで体質は変わってしまいます。